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2011/09/19

「TASOGARE-JOHN」ビデオコメント



2008/11/04

galleryコーナー登場


10/19のレコ発ライブの写真や自由が丘マルディグラでのセッション映像を紹介しています。
>>galleryはこちら。


2008/10/26

Newアルバム 「TASOGARE-JOHN」発売

ジャケット
「SONG FROM SUNNY SKY」から4年、ついにYANCYのニューアルバムが届きます。
黄昏をテーマに書き下ろされた全9編のストーリー。
前作にも増して、ドリーミーでせつなさを兼ね備えたYANCY WORLD。
[TASOGARE-JOHN解説]

いつも風に吹かれて歩いていたいというテーマで、黄昏をキーワードに一人の架空の人物像を描きだすことによって書かれた全9編のストーリー
アメリカ文学の奇才、リチャード・ブローティガンの小説『アメリカの鱒釣り』に対するYANCYなりのアンサーソング『鱒』は地球最期の日を子供の頃の目線に立ち返り、カラッとせつなく聴かせる名曲。『ジョナサン』はヒッピーたちのバイブル『かもめのジョナサン』
を心の片隅にいつも忍ばせているYANCYらしい陰影を浮き彫りにした楽曲。『SHEEPS』では今までにないシンプルな構成の中に、イギリスの曇り空を想わせる奥行きのあるアレンジでキャッチーなメロディーを奏で、馬車では行間を読ませるというYANCYの作詞センスが前作を遥かに凌ぎ、詩的で映像的になってきていることがわかる。その言葉の行間をリスナーに想像させるテクニックは時に文学的である。ラストを飾るTASOGARE-JOHNのテーマはどことなくエキゾチックな響きを持ち、空間の広さを感じさせる。決して前面には出さないが、ペンギンカフェオーケストラなど現代音楽のもつ音響的アプローチが隠し味的に随所に使われるのはYANCYの持つ音楽性の広さを物語り、その世界観をより個性溢れるものにしている。
 つまり本作はいつも子供の頃の感性でいたいと願い続けるYANCYがミュージシャンとして風の中をひとり孤高に歩き出した作品である。アメリカのビートニク世代の作家が描きだした、旧き良きアメリカの景色は、YANCYのフィルターを通過する時に、何処にもないのだが、誰にとってもどこか懐かしい景色、つまりはリスナーの心の中にある景色に見事に変化させられ聴く者を懐かしく、心地よい黄昏の世界へ誘うことだろう。今作も2008年録音とは思えないグッドオールドな質感とともに、他の誰とも違う個性溢れるYANCY WORLDに一気にリスナーを引き込む作品である。

<購入は CD ONLINE SHOPより>

2008/10/06
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